過払金請求について

まず、過払金返還請求をする場合に、次のような場合も何ら問題ありませんので、お問合せ頂ければと思います。

　現在、借金を返済中の方
　

　借金を返済中でも、過去の取引内容次第で過払金が発生していることがあります。借金を返済し終わらないと、過払金返還請求が出来ないということはないのでご注意ください。

　過去の借金で書類がない
　

　こんな場合でも、会社名さえ分かれば、過払金の調査は可能です。

　　　　

概ね、次の条件を満たしている方は、過払金が発生していることが多いです。（ただし、これまでの支払金額等の取引内容によって異なりますので、必ず過払金が発生するということではありません。）

　平成１９年よりも前から取引している
　消費者金融またはクレジット会社と取引をしてきた
　利息が年利２２％以上である
　通算７年以上の取引期間がある
※既に完済している場合は、の取引期間がもっと短くても、過払金発生の可能性が高いです。
※今の利息が１８％以下でも、過去の利息を調べてみると１８％を超えた利息でお取引していた場合が多くあります。ですから、「今の利息が１８％以下だから過払金が無い」とは言い切れませんのでご注意ください。こんな時は、一度、専門家にご相談された方がよいと思います。

以上の条件を満たしている場合、利息制限法という法律にしたがって引き直し計算すると、払い過ぎている可能性が非常に高いです。

更に、払いすぎた利息分には、年利５％の利息を載せて返還請求することができます。

また、過去に消費者金融やクレジット会社で利用されていて、既に完済している場合は、完済してから１０年以内であれば、過払金の返還を請求できることがあります。
この場合は、取引の期間が短くても（例えば２～３年の取引でも）、過払金が発生していることが十分あり得ます。

過払金を請求するなら、やっぱり早くする方がよいと思います。
最近の状況として、貸金業法の改正や多数の過払金請求等により、貸金業者自体に資金力がなくなっていってます。そのため、訴訟しないと過払金を返還しない貸金業者も多くなってきました。また、任意に返還してはくれるが、返還するための資金がないため、請求してから半年後～１年後に返還しますというような貸金業者もあります。その他、貸金業者自体が倒産してしまうこともあり、そうなると、過払金の返還額は請求している金額の１割前後になってしまったりもしますので、要注意です！
 

過払金返還請求や債務整理全般に言えることですが、ご相談を出来るだけ早くしていただくことが大切ですので、ご来所時のご相談は原則無料にしております。